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『TP-Link Archer AX23 レビュー』低価格でIPoE対応、一人暮らしに丁度いいWi-Fi 6ルーター

『TP-Link Archer AX23 レビュー』低価格でIPoE対応、一人暮らしに丁度いいWi-Fi 6ルーター

1~3月は引っ越しシーズンで春から一人暮らしがはじまる方。

最近はテレワークやオンライン授業化が進んでおり、ご自宅のインターネット回線は光回線を契約されている方も多いのではないでしょうか。

そんな時に必要になってくるのが、Wi-Fiルーターです。

でもWi-Fiルーターって色々あるし、どれを選ばいいのかわからないよ。

光回線の中にはルーターによっては速度が大幅に落ちる場合もあるので、Wi-Fiルーター選びも慎重になりますよね。

また、「一人暮らしで使うものだからできるだけ安くてそこそこ使えるものが良い」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたいWi-Fi 6ルーター「Archer AX23」をTP-Link様よりご提供いただきましたので、どんな感じなのかレビューします。

魅力なところ気になったことTP-Link WiFi ルーター WiFi6 PS5 対応 無線LAN 11ax AX1800 1201Mbps (5GHz) + 574Mbps (2.4GHz) OneMesh対応 メーカー保証3年 Archer AX23/Acreated by RinkerTP-Link記事の内容
  • Archer AX23で気になったこと
  • TP-Link Archer AX23の開封・外観チェック
  • Wi-Fi速度検証と通信の安定性評価
  • まとめ
  • スポンサーリンク

    TP-Link Archer AX23の概要

    TP-Link Archer AX23は、IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)に対応したWi-Fiルーター。

    本体価格は税込8,580円(市場想定価格)、Amazonでは7,800円と価格を抑えつつも上位モデルに負けないくらいの性能を兼ね備えています。

    Archer AX23は、5GHzと2.4GHzのバンドを同時送信(デュアルバンド)しており、最大通信速度は5GHz帯1201Mbps、2.4GHz帯574Mbps。

    一般家庭向けの光回線の通信速度は1Gbpsまでが多く、Archer AX23でも十分活躍できます。

    Wi-Fi 6採用により従来のWi-Fi規格よりも高速通信・低遅延化を実現。

    尚、Wi-Fi 6は下位互換性があり、Wi-Fi 6非対応端末でもArcher AX23に接続しインターネットを利用することができます。

    OFDMAや4ストリーム技術によって複数台の端末と同時接続が可能。推奨接続台数は36台とパソコンやスマートフォン、テレビ、IoT機器と様々なWi-Fi端末をインターネットに繋げることができます。

    また、4本のアンテナと独立したフロントエンドモジュール、ビームフォーミングによって、接続端末に集中して電波を送ることでWi-Fiの飛距離と速度向上を実現。安定した通信環境を保てます。

    ビームフォーミングって何?【“Wi-Fiの困った”を解決:基本編 第4回】 ビームフォーミングは、無線通信で使われる技術の1つで、特定の方向へ電波を送信したり、特定の方向からの電波を受信したりする技術です。internet.watch.impress.co.jp

    Archer AX23はIPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)に対応。

    v6プラス・OCNバーチャルコネクト・DS-Lite対応回線でIPv4対応端末でもIPv6網を経由してIPv4通信ができ、これにより通常のIPv4通信よりも高速にデータ通信が行えます。

    ※IPv6 PPPoEには非対応、v6プラス・OCNバーチャルコネクト・DS-Liteでは現在保護者による制限、QoS、NAT転送、VPNサーバー機能が利用できません。

    Archer AX23はTP-Link OneMesh対応中継器との組み合わせにより、メッシュWi-Fi環境構築が可能。Wi-Fiの死角をカバーできるだけでなく、中継器とルーターの切り替えがシームレスに行われるため、家中を移動しながらストリーミング動画が楽しめます。

    「Tether」アプリを使えば、スマートフォンで簡単にArcher AX23の初期設定や、端末の接続状況の確認、Archer AX23の設定が変更できます。

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    スマートコネクトを利用することで、2.4GHzと5GHzのSSIDとパスワードを一つに束ね、Wi-Fiやデバイスの状況に応じて最適なバンドをArcher AX23が自動的に割り振ります。

    端末毎に特定のキーワードを含むWebサイトの閲覧をブロックしたり、時間帯によるインターネットの制限を無料で利用することができます。

    どんな製品でも初期不良や自然故障はつきもの。Archer AX23は標準で3年保証がついているため、万が一のトラブル時も安心です。

    Archer AX23で気になったこと

    筆者が使う分には性能は申し分なく満足して使えているのですが、上位モデルを使っていての敢えて気になったことをお伝えします。

    Archer AX73やArcher AX4800など上位モデルやArcher AX20にはUSBポートが付いてるのですが、Archer AX23にはついておりません。

    USBポートがあれば外付けストレージを繋げば簡易NASとして使えるので、あると尚よかったと思いました。

    従来モデルのArcher AX20の方がUSBポート付きでクアッドコアCPU搭載と本体性能はArcher AX23を上回るので「Archer AX20の方が良いのでは?」と思いましたが、Archer AX20は、IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)非対応。一部の光回線では接続設定によっては十分な速度が期待できない場合があるため、予めインターネット回線の接続方法を確認する必要があります。

    夢野千春

    IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)接続不要な回線ならArcher AX20はおすすめです。

    『TP-Link Archer AX23 レビュー』低価格でIPoE対応、一人暮らしに丁度いいWi-Fi 6ルーター

    TP-Link Archer AX23の開封・外観チェック

    それではArcher AX23のパッケージを開封し、同梱物の確認と、Archer AX23の外観をチェックしていきます。

    Archer AX23のパッケージはこんな感じ。製品情報がびっしり記載されており下調べいらず。

    パッケージを開けるとこのように格納されています。

    同梱物はArcher AX23本体以外に

    が入っていました。

    付属のACアダプターはコンパクト軽量タイプなので縦並びのマルチタップであれば他の差込口を防ぐこと無く使えます。

    付属のLANケーブルはカテゴリ5Eのもの、長さは約1mです。

    Wi-Fi情報カードにはArcher AX23に接続するためのSSIDとパスワードが記載されており、SSIDとパスワードを変更した時もメモできるようになっています。背面はシールになっているのでわかりやすいところに貼っておくこともできます。

    SSIDとパスワードはArcher AX23本体裏面にも記載されています。

    かんたん設定ガイドには、TP-Link専用アプリ「Tether」とブラウザでインターネット接続設定を行う方法についてわかりやすく書かれています。インターネット環境によっては設定方法が異なるため、このかんたん設定ガイドを読みながら接続設定を行うことをおすすめします。

    それでは次にArcher AX23本体をチェックしていきましょう。

    天板・アンテナには保護フィルムが貼ってあるため、予め剥がしておきます。

    フィルムを剥がすとこんな感じ。ブラックカラーのスタイリッシュなデザインでかっこいい。

    本体サイズは横幅約26cm、高さ13.5cm。

    LogicoolのキーボードK380と並べてみるとほぼ同じくらいの大きさです。

    4本のアンテナはそれぞれ独立して稼働するので、Wi-Fiを飛ばしたい方向に調整することができます。

    正面にはLEDインジケーター。動作時は緑に点灯します。

    両サイドには何もありません。

    裏面には左右に壁掛け用の引っ掛け穴、中央上部にはArcher AX23のSSIDやパスワードが記載されたラベルが貼ってあります。

    背面には左から、WPS/Wi-Fiボタンに工場出荷時に戻す用のリセットボタン、1GbpsLANポートx4(黄)、1GbpsWANポート(青)、電源ボタンに電源端子があります。

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    Wi-Fi速度検証と通信の安定性評価

    ここからはWi-Fiの飛距離と速度検証、1週間ほどArcher AX23を使ってみての通信の安定性について評価していきます。

    まずはWi-Fi速度と飛距離についての検証から。

    前提条件

    Archer AX23は2階の中心に設置し各部屋のWi-Fi速度を測ってみました。

    ちなみにNURO光のONUに有線接続した場合の通信速度やレイテンシはこれくらいです。

    1,2階とも和室のWi-Fiが弱い傾向がありましたが、2.4GHz帯にしては十分な速度が出ています。

    5GHz帯も和室のWi-Fiが弱くなる傾向。どうも和室の土壁が影響しているようで他の部屋よりもWi-Fiの入りが悪くなっているようです。

    夢野千春

    和室のWi-Fiについては今まで様々なルーターを紹介してきてずっと疑問に思っていたのですが、小川建築様のブログ記事がとても参考になりました。

    ただ、Wi-Fiの入りが悪いと言ってもネットサーフィンや動画視聴程度なら問題なく利用できるくらいなので特に困ってはいませんし他の部屋では十分な速度が出ていると実感しています。

    夢野千春

    我慢できないほどWi-Fiのは入りが悪い場合は、OneMesh対応TP-Link中継器を使えば改善できます。

    NURO光でもArcher AX23でIPv6通信が行えていることを確認しています。

    オンラインバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」をプレイしながらYouTubeにて1080p60fps(ビットレート12Mbps)ライブ配信を3時間ほどやってみたのですが、長時間配信でも途切れたりゲームが不安定になること無く配信プレイできました。

    夢野千春

    ゲーム実況配信もバッチリ、別の日に4K高画質配信もやってみたのですが問題なく行えました。

    また、4K60fpsストリーミング動画再生テストも行いましたがバッファが追いつかないといったことはなくスムーズに再生できました。

    これならビデオ会議やオンライン授業用としても十分に活躍してくれそうです。

    低価格なルーターほど安定性が気になるものですが、1週間ほどがっつり使ってみた結果は快適そのもの。

    オンラインゲームしたりライブ配信したりとArcher AX23をいじめて(?)みたりしたものの再起動をしなくてもネットが不安定になることなく安定してWi-Fiを利用することができました。

    上記画像は4台の端末で4K60fps動画再生をした時のパフォーマンスグラフ。

    殆どCPUに負荷がかかっていないことがわかります。

    これなら一人暮らしはもちろん、家族が2,3人増えてもArcher AX23で快適にインターネットが楽しめます。

    夢野千春

    家にはArcher AX73やArcher AX4800など上位モデルもありますが、最近はずっとArcher AX23を使っています。

    まとめ

    TP-Link Archer AX23は、Archer AX20から過剰スペックを取り払うことによって価格を1万円以下に抑えつつもIPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)に対応したモデル。

    SoCがクアッドコアからデュアルコアへ変更になったことによるWi-Fiパフォーマンスが気になりましたが、実際Archer AX23を使ってみて、オンラインゲームをしながらのライブ配信や高画質動画再生にも耐えれるほどのパワフルさを感じられました。

    今回は「一人暮らしで使えるWi-Fiルーター」ということでこの記事を執筆していますが、「一軒家でも中継器無しで家中Wi-Fiが使えた」、「複数台の端末で4K動画が視聴できた」ことから、Archer AX23は、将来家族ができた時にも活躍できるWi-Fiルーターだといえます。

    できるだけ安くてインターネットもオンラインゲームもそこそこ使えるWi-Fi 6ルーターをお探しの方はArcher AX23ご検討してみてはいかがでしょうか。

    魅力なところ気になったことTP-Link WiFi ルーター WiFi6 PS5 対応 無線LAN 11ax AX1800 1201Mbps (5GHz) + 574Mbps (2.4GHz) OneMesh対応 メーカー保証3年 Archer AX23/Acreated by RinkerTP-LinkTP-Link公式HPTP-Link公式Twitter

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