激闘の連続だった「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021(以下SFL 2021)」。優勝を決める最後の戦い、「グランドファイナル」が1月29日についに開催された。実況は大和周平氏、解説はハメコ。氏。そして特別ゲストとして、Saishunkan Sol 熊本のリーダー、ネモ氏が解説に参加した。
グランドファイナルは、1月8日に開催されたプレイオフにて勝ち残った上位2チーム、Mildom BeastとV6プラス FAV Rohto Z!の2チームで準決勝を行ない、ここでの勝利チームが決勝戦にて、予選1位通過のGood 8 Squadと対戦。そして決勝戦に勝利したチームがSFL 2021優勝となる。
グランドファイナルのルールもリーグ戦やプレイオフと同等でホーム&アウェイルールを採用。先鋒、中堅、大将を用意し、アウェイ側が先にオーダーを提示し、それを見てからホーム側はオーダーを宣言できる。先鋒戦と中堅戦は先に2勝した方が勝利となる2先で勝者は1ポイントを獲得、大将戦は先に3勝した方が勝利の3先で勝者は2ポイント獲得できる。ここまでは本節リーグと同じルールだ。
ただし、グランドファイナルでは、7ポイント先取したチームが勝利という条件が追加されており、大将戦まで終了した段階で7ポイントに満たない場合はホームとアウェイを入れ替えて再度試合を行なう。
どちらかのチームが全勝すれば2巡で試合が終了する場合もあるが、最ももつれ込んだ場合は、3巡目の段階で6-6、4巡目の先鋒戦で決着が着くシステムとなっている。本節ではあまりもつれ込む事はなく、早い段階で勝負が決した印象の試合が多かったが、果たしてどのような結末が待っているのか。
ということで早速グランドファイナルの模様をレポートしていく。なお、今回もプレイオフ同様有料配信が行なわれたが、1週間後にYouTubeなどでアーカイブが公開される予定とのことだ。そして当初の予定通り事前にチケットが販売され、本節初のオフライン開催となった。会場は恵比寿駅から徒歩3分のイベントスペース「EBiS 303」。
実況は大和周平氏で解説はハメコ。氏。そしてSaishunkan Sol 熊本のリーダー、ネモ氏が解説としてゲスト参戦。なお、本節リーグ戦を盛り上げてくれた実況のアール氏は、体調不良のため、今回は参加を断念グランドファイナルもレポーターを務める高木由梨奈氏。オフライン開催のため、チームリポートや応援コメントの読み上げなど大忙しの様子だった安藤咲良氏もグランドファイナルのレポーターを務める。こちらもチームリポートや応援コメントの読み上げなど、試合の合間に登場して試合を盛り上げた