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日本は? 2万円台から買えるWindows 11 SEラップトップが続々発売

日本は? 2万円台から買えるWindows 11 SEラップトップが続々発売

ネットブックの再来?

Windowsマシンよりも安く、サクサクと動いて使えると評判のChromebookが、なにかと話題です。でも、Microsoft(マイクロソフト)だって、指をくわえて見ているわけではありません。軽量化したWindows 11 SEを採用し、あのSurfaceシリーズで最安となる「Surface Laptop SE」を、日本円にして3万円を切る250ドルで発売することをアナウンス済み。対象は中学生以下というユーザー層ではあるものの、このSurface Laptop SEクラスのWindows 11 SEマシンが、いま北米で続々と各メーカーから投入されていますよ。

日本は? 2万円台から買えるWindows 11 SEラップトップが続々発売

たとえば、HPは「ProBook Fortis G9」のWindows 11 SEモデルを4月に発売予定。14インチモデルで、1,080pのディスプレイ、重量は2kgクラスという、まったくモバイル性もハイスペックな魅力もありませんが、子どもたちがうっかり落としてしまわないような触り心地に表面を仕上げ、角をぶつけても少々は大丈夫な強度にしたほか、キーボードは防滴仕様になっています。明らかに小中学校での導入を念頭に置いているのでしょう。いますでに通常のWindows 11モデルが369ドルで販売中ですので、新たなWindows 11 SEモデルの価格設定が気になるところでしょうか。なお、ProBook Fortisには、11インチのChromebookモデルも用意されているようです。

一方、Acerは、11インチモデルの「TravelMate Spin B3」を、Windows 11 SE採用にして発売予定。こちらも子どもたちの扱いを考慮した耐衝撃性能を備えており、Intel Pentium SilverないしはCeleronプロセッサで連続10時間駆動のバッテリー性能を有しています。現行のWindows 10 Proモデルが417ドルですから、どれくらいWindows 11 SEを採用して販売価格が下がるのかが気になるところ。

ASUSは、11.6インチモデルの「BR1100F」を2in1のタッチスクリーン対応にして、やはりWindows 11 SE採用の意向を明らかにしています。スタイラスペン入力や4G LTE通信機能などもサポートされるのが特徴的でしょうか。本体カラーやキーボード、タッチパッド、パームレストなどのデザインも選べるみたいです。現在は400ドルクラスのBR1100Fが、どれだけWindows 11 SEモデルで安くなるでしょうかね…。

ほかにもDellやLenovoからも、さまざまなWindows 11 SEモデルがリリースされてくるようですが、圧巻はJP IKから発売される「Leap T304」でしょう。11.6インチモデルで1,366×768ピクセルの解像度、4GBのRAM、128GBのSSDという仕様にして、なんと219ドルで販売されます! 2万円台半ばで、新品のWindows 11マシンが買えるということですよね? Windows 11 SEモデルだけど。

さてさて、今春にはWindows 11 SEのノートPCが、北米で豊富なラインナップでそろいますが、Chromebookの勢いに対抗できるかどうかは未知数です。この流れは日本国内にもやってくるのかな~?