タブレットはスマートフォンより大きな画面で見やすく情報を表示出来る端末。日常的にスマートフォンを使っていて『もう少し画面が大きければ』と思う機会が多い人はタブレットを買う価値あり。逆にスマートフォンの画面サイズで満足している人は、タブレットを購入しても恐らく殆ど使わないでしょう。
私がスマートフォンを使用していて『もう少し画面が大きければ』と思う瞬間は『動画視聴』『文字打ち』『レシピの表示』『写真のプレビュー』『Excelデータの確認』など。本格的なデータの編集作業は、画面サイズの拡大だけでは事足りないのでパソコンに移行。タブレットはあくまで『情報を見やすく表示するもの』だという認識です。
ストリーミング動画の視聴を目的とする場合は『セキュリティレベル』のチェックが必須。タブレットにはそれぞれデジタル著作権管理法(DRM)に基づきセキュリティレベルが『Widevine L1』『Widevine L2』『Widevine L3』のように定められています。端末が『Widevine L1』に準拠する場合は、おおよその動画を高解像度設定で視聴することが可能。
ただし配信サービスによっては、タブレット側が『Widevine L1』に準拠していても高解像度で観る事が出来ません。『対応』が情報欄に明記されていない場合は、高解像度で観られるかは『分からない』のが現状。
Amazon Fire HD 10、Fire HD 10 PlusはWidevine L1に準拠
Fire HD 10、Fire HD 10 Plusは廉価ながらセキュリティレベルは『Widevine L1』。Amazonがメーカーとして出しているタブレットなので、Amazonプライムビデオを高解像(HD 1080p)で観続けられるのは当たり前。
Amazonより
さらに『Netflix』『DAZN』『Hulu』『ABEMA』『ディズニープラス』といった人気配信サービスにも対応しているので、動画視聴用のメディアプレーヤーに最適です。
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また、タブレットだとスマートフォンでは難しい『ローマ字打ち』が容易に。フリック入力と比較してスピードが向上し、長文の作成を短い時間で行えます。
Fire HD 10、Fire HD 10 Plusには専用のキーボード付きケースが用意されているので、使い勝手をパソコンに近づける事も可能。メディアプレーヤーとして使いつつ、必要に応じてタイピングマシンにトランスフォーム。
Amazonより
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『レシピの表示』『Excelデータの確認』はある程度の画面サイズと解像度があれば問題なし。スマートフォンに『Amazon Photos』をインストールして撮影画像を同期すれば、データを移動することなくFire HD 10、Fire HD 10 Plusでいつでもプレビュー。
ゲームをしたりスタイラスペンで絵を描きたいという明確な目的がある人はiPadやXiaomi Pad 5といった高性能モデルを購入すべき。ただしタブレットが『何となく欲しい』という人は、入門機としてまずはFire HD 10、Fire HD 10 Plusを試してみましょう。恐らく殆どの人はこれで満足してしまうはず。
記事に書かれている内容
モデル | 旧Fire HD 10 | Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus |
---|---|---|---|
ディスプレイ | サイズ:10.1インチ 解像度:フルHD | サイズ:10.1インチ 解像度:フルHD ガラス:強化アルミノシリケート 明るさ:+10% | サイズ:10.1インチ 解像度:フルHD ガラス:強化アルミノシリケート 明るさ:+10% |
サイズ | 262 x 159 x 9.8mm | 247 x 166 x 9.2mm | 247 x 166 x 9.2mm |
重量 | 約504g | 約465g | 約468g |
CPU | 2.0GHz オクタコアプロセッサ | 2.0GHz オクタコアプロセッサ | 2.0GHz オクタコアプロセッサ |
メモリ | 2GB | 3GB | 4GB |
ストレージ | 32GB/64GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB |
Micro SD | 対応(512GBまで) | 対応(1TBまで) | 対応(1TBまで) |
電池もち | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
充電 | 有線:最大9W 無線:非対応 | 有線:最大9W 無線:非対応 | 有線:最大9W 無線:対応 |
コネクタ | USB-C(2.0) | USB-C(2.0) | USB-C(2.0) |
スピーカー | デュアルステレオ(Dolby Atmos) | デュアルステレオ(Dolby Atmos) | デュアルステレオ(Dolby Atmos) |
カメラ | 前面:200万画素 背面:200万画素 | 前面:200万画素 背面:500万画素 | 前面:200万画素 背面:500万画素 |
カラー | ブラック、ホワイト、ブルー | ブラック、デニム、オリーブ | ストレート |
2画面表示 | 非対応 | 対応 | 対応 |
Alexa | 対応 | 対応 | 対応 |
専用キーボードカバー | 非対応 | 対応 | 対応 |
価格 | 15,980円~(税込) | 15,980円~(税込) | 18,980円~(税込) |
化学的な加工を加えたアルミノシリケートガラスを採用。一般的なガラスと比較して6倍の表面強度を持つ強化ガラスの採用により耐久性が格段にアップ。さらに明るさが10%向上した事で明るい場所でも表示内容が見やすく。屋内だけでなく屋外に持ち出して使いたい実用的なタブレットに進化しました。
これまでFireタブレットシリーズの中で、最も大きなメモリ容量を持っていたのはFire HD 8 Plusで3GB。今回のアップデートにより、Fire HD 10は標準モデルのメモリ3GB、上位モデルとなるFire HD 10 Plusはメモリ4GBに増量。メモリの容量が増えると複数のアプリを同時に利用している時の動作が快適に。すでにFire HD 10を持っているとしても、日常的に使用しているアプリが増えて動作にもたつきを感じているようであれば、新世代への乗り換えを検討しましょう。
指示系統となるCPUの性能は変わりませんが、元々Fire HD 8 Plus(2.0GHz:4コア)より高性能なプロセッサ(2.0GHz:8コア)を使用。搭載メモリが3GBを超えた事で、処理能力でも明確に最上位モデルとしての地位を取り戻したと言えるでしょう。
旧Fire HD 10の重量は504g。ノートパソコンと比較すれば半分以下の重さですが、持ち運ぶ事を前提にすれば重量は軽いにこした事はありません。電池の容量を減らせば簡単に軽量化を行えますが、それだと駆動時間が短くなります。
最大連続駆動時間を最大12時間に留めたまま、Fire HD 10は465g、Fire HD 10 Plusは468gまで軽量化。Amazonのメーカーとしての魂を感じます。
Fire HD 8 Plusにはじめて搭載されたワイヤレス充電機能がFire HD 10の上位モデルFire HD 10 Plusでも利用可能に。ワイヤレス充電は手軽に充電出来る事が一番のメリットですが、Fireタブレットの場合はそれだけではありません。タブレットはスマートフォンと違ってサイズが大きいので、充電する時邪魔になりがち。
Fire HD 8 Plus、Fire HD 10 Plusには専用のワイヤレス充電スタンド(Anker製)が用意されているので、充電中は立て掛けておけば無駄にスペースを使わず見た目もすっきりしてお洒落。さらに充電中は自動的にShowモードに切り替わるので、Fire HD 10 Plusをスマートディスプレイとして使う事も。充電・収納・スマートディスプレイという3つの要素に対応するのがFire HD 10 Plusのワイヤレス充電機能です。
スマートフォンではなくタブレットで使うべき機能の一つが2画面表示。Fire HD 10シリーズが持つ10.1インチの広い表示領域があれば、画面を分割しても情報をしっかりと認識出来ます。
ネットで調べ物をしながらプライムビデオを観たり、スケジュールを確認しながらメールを作るといったパソコンライクな使い方が可能に。メモリ増量のメリットもフルに活かせます。処理能力に合わせて利便性が増したFire HD 10シリーズ。家でも外出先でも手放せない究極の一台に。
メモリ容量がアップし2画面表示も可能。パソコン的な使い方をするのであれば、やはり必要になるのがキーボードです。サードパーティからはすでにキーボードを搭載するFireタブレット用のケースが発売中。しかしレビューを見ると品質やキー入力に関する不満の声がチラホラ。
Fire HD 10シリーズにはFireタブレットとしては初となる専用のキーボード搭載ケースが用意されます。これまでにケースや充電スタンドといったMade for Amazon認定製品を購入しましたが、どれもクオリティは抜群。
5,980円という販売価格はApple製品と比較すれば桁違いな安さ。使い慣れている日本語配列であったり、ケース部分を着脱して持ち運べる点も魅力。このキーボード搭載ケース欲しさに新モデルを購入する人、沢山いそうですね。
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セール期間中は『最大5,000ポイント』の還元が受けられる『ポイントアップキャンペーン』が実施されます。エントリーはコチラから。
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対象者:キャンペーンにエントリーし、イベント期間中に合計10,000 (税込) 円以上買い物をした人
期間:2021年12月27日 [月] 12:00 - 2022年1月6日 [木] 23:59
Amazonより
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