波戸勇二氏(以下、波戸):先ほどのサーバーサイドなどの音声の話とはちょっと毛色が変わって、今回はモバイルアプリのクライアントの話です。モバイルアプリの開発体制と開発プロセスの話ということで、始めたいと思います。
簡単な自己紹介ですが、AbemaTVでiOSエンジニアをやっている、波戸と申します。よろしくお願いします。
(会場拍手)
アジェンダですが、最初はざっくり「AbemaTVのiOSチームって、どうやって開発してるの?」。今、10人いるんですけど、どのような体制で開発しているのかをお話ししたいと思います。
まず開発体制ですが、AbemaTVの開発局は現在50名程度が在籍しています。図にすると、左からディレクター、サーバー、デザイン、ウェブ、iOS、Android、QAといった感じです。あと、各チームから代表者が出て、ボードのメンバーがいるというかたちになります。
iOSはその一部になるんですけど、その中でもチームが分かれています。ビデオチーム、グロースチーム、本質改善チーム、テレビデバイスチームと、大きく4つに分かれています。
iOSチームなんですけど、先ほど言った通り、現在は10名体制でやっています。立ち上げ当初は4名程度だったので、だいぶ増えたかたちになります。ここでは、みんなに顔出しOKをもらったので(スライドに)載せています。
先ほどの大きく4つに分かれていたところなんですけど、ビデオ、グロース、本質改善、テレビデバイスを(メンバーの顔写真で)分けると、こんな感じになります。
現状AbemaTVの対応デバイスは、PC、iPhone/iPad、Android/タブレット、Apple TV、Android TV/Amazon Fire TV、Google Cast。iOSチームが担当しているところはiPhone/iPad、Apple TVで、Google CastはTV側のレシーバーとクライアント側のセンダーがあるのでセンダー側の担当範囲になります。