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シャープが自社初のネットワークスイッチ、侵入したマルウエアの通信を遮断

シャープが自社初のネットワークスイッチ、侵入したマルウエアの通信を遮断

シャープは2022年1月下旬から、クラウド管理型のL2スイッチ「BP-X1PL01」を売り出す。社内ネットワークを常時監視し、マルウエアなどの有害な通信を遮断する機能を備える。同社がシャープブランドでスイッチを販売するのは初めて。

シャープが2022年1月下旬に発売するクラウド管理型のL2スイッチ「BP-X1PL01」(出所:シャープ)[画像のクリックで拡大表示]

シャープが自社初のネットワークスイッチ、侵入したマルウエアの通信を遮断

同スイッチはマルウエアなどによるサイバー攻撃を検知すると、発信元の端末をすばやく特定して有害な通信のみをネットワークから遮断する仕組みを備える。またクラウド上の統合管理システムがスイッチの稼働状況を常時モニタリングし、異常が発生した際には管理者にメールで通知する。複数の拠点に配置したスイッチの状況をクラウドで一元管理できる。

同スイッチのベースエンジンは韓国メーカーのものを採用した。価格はオープンで、クラウドの利用料などは無料。主に中小企業向けに売り出す。