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サクラブレード一閃!内川幸太郎、オーラス倍満ツモで大逆転トップ「やりましたね」と本人はサラリ/麻雀・Mリーグ

サクラブレード一閃!内川幸太郎、オーラス倍満ツモで大逆転トップ「やりましたね」と本人はサラリ/麻雀・Mリーグ

 河の底にある牌は赤く光っていた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」12月17日の第2試合、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)が跳満ツモ条件のオーラスに倍満でこれをクリア。劇的な逆転トップに視聴者は大いに沸いた。【動画】内川幸太郎、劇的な逆転倍満ツモ この試合の対局者はU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)、内川、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)の並びで開始。試合は東1局、小林に親満貫のアガリが出て先行を許す展開。東4局に内川はリーチ・一発・ツモの4000点をアガり、小林へ少し近づいたが、二の矢がなかなか放てない。 南1局は白鳥へ放銃もこれは2600点に留め、南3局は1人テンパイで連荘に成功。続く1本場は小林からタンヤオの1500点(+300点、供託1000点)で、ここでも大物手の成就とはならないものの、ライバルと少しずつ差を詰める。そして迎えた南4局、下家で親の白鳥がマンズのホンイツで仕掛けると、内川は絞りを意識しつつ、ドラ7索が3枚集まり反撃も考える。そして終盤、カン五万でテンパイを果たした。 白鳥の仕掛けに対して放銃すればラスもある。自身の待ちに手応えはなくひとまずダマテン。トップ逆転には跳満ツモ条件のため、リーチをかけて一発ツモか裏ドラ、ダマテンならばハイテイかつ赤五万が必須。内川はハイテイ直前に意を決しリーチ、最後のツモにかける。すると、気合いを込めてツモった牌は、きらびやかな赤五万だ。パシンと叩きつけるとリーチ・一発・ツモ・ハイテイ・赤・ドラ3、1万6000点のツモアガリを決め、内川は今期3勝目を獲得した。 小林に先行される中で、決して手牌に恵まれたわけではなく、要所で守備をしっかりこなしたからこその逆転トップ。ツモの直後、視聴者の熱狂もピークに達し「カッケェ!」「やったーーー!!!!!」「桜が咲いた」「年イチあるかないかやんな」と興奮のコメントが連投された。 勝利者インタビューで内川は「やりましたね」とまず一言。成し遂げたことの派手さに対してここではあくまでさらっと、涼しい顔で試合を振り返った。アガった直後は「これ何点だっけ?」と混乱していたことも明かし、「とりあえずマクったことはわかるんだけど、ハイテイがあったので。ああいうのはよく間違いますね」とお茶目なところも見せた。 第1試合が約2時間半を要したこともあり、この試合が終わったのは午後11時30分ごろ。内川は視聴者へ向けて「大変長くご視聴いただきありがとうございました」と頭を下げ、「プラスも3ケタになりましたので、どんどん上を目指して戦いたいと思います」と語り、力強くサクラブレードをかざした。視聴者からは「最後スッキリして寝れるよ」「やっぱりカッコいいな」「スター性あるわ」と、内川の勝利を称えるコメントがその後も投稿されていた。【第2試合結果】1着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)4万8500点/+68.52着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)3万8900点/+18.93着 セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)1万4900点/▲25.14着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)-2300点/▲62.3【12月17日終了時点での成績】1位 EX風林火山 +337.2(44/90)2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +299.5(44/90)3位 KADOKAWAサクラナイツ +118.0(44/90)4位 渋谷ABEMAS +56.1(44/90)5位 U-NEXT Pirates +33.0(44/90)6位 セガサミーフェニックス ▲79.6(44/90)7位 赤坂ドリブンズ ▲186.6(44/90)8位 TEAM雷電 ▲577.6(44/90)※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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