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 在宅勤務社員のアクセスポイントも「NETGEAR Insight」でリモート管理

在宅勤務社員のアクセスポイントも「NETGEAR Insight」でリモート管理

「おっ、もう届いたんだ」。昼休みにコンビニに行って戻ってきたケンタロウの机の上に小包が置いてある。箱の中身は、ネットギアの無線LANアクセスポイント「WAX610」。ゴチソー弁当の創業者でもあるゴチ(五智)社長がご所望の品だ。

ネットギアのWi-Fi 6アクセスポイント「WAX610」

コロナ禍を受けて多くの企業が取り組み始めたように、ゴチソー弁当でも社員のテレワーク/在宅勤務を推進することが課題になっていた。在宅勤務が可能な職務では、週数回の交代制でテレワークを進めている。業務用のノートPCを持ち帰り、自宅にインターネット回線を引いている社員はその回線を使う、引いていない社員にはモバイルWi-Fiルーターを貸与するというかたちで、なんとかやりくりしている。

社長も「これからはオフィスで仕事するんじゃなくて『インターネット上で仕事する』時代なんだよ!」と張り切り(その言葉自体はどこかの記事の受け売りだと思うが)、自ら率先して在宅勤務を実践し始めた。

 在宅勤務社員のアクセスポイントも「NETGEAR Insight」でリモート管理

ただし、実は社内では「社長が参加するWeb会議はストレスがたまる」と評判が悪い。――いや別に、社長が会議で怒鳴るとか、パワハラをするとかいった話ではない(ケンタロウから見ても社長は温厚でいい人だ)。社長の自宅ネットワークが問題なのである。

社長は自宅にインターネットの固定回線を引いているが、どうもWi-Fi接続に問題があるようで、接続が不安定だ。そのせいで、Web会議中に社長の話し声が途切れる、ほかの人の話が社長だけ聞き取れない、あるいは社長が会議から“落ちる”といった事故がしばしば起きていた。社長を置き去りにして会議を進めるわけにもいかず、周囲はストレスをためながら、根気強くそれに付き合っているというわけだ。

さすがに社長自身も自宅のネットワークに問題があることは認識し始めたようだ。社内だけでなく取引先とのWeb会議も増えているため、よく切れる、遅い自宅のWi-Fiをなんとかできないかと、電話でケンタロウに相談してきた。

「いやぁ、大昔にパソコンを買ってインターネットを引いたんだけど、その後はほとんど自宅のパソコンを使ってなくてね。今回、会社のパソコンを持ち帰って使うようになったけど、無線が遅いわ切れるわで迷惑をかけちゃって……」。笑いながら語る社長に自宅ルーターの写真を送ってもらうと、導入当時にプロバイダーに取り付けてもらったルーターが現役であることがわかった。調べてみると、無線LANは802.11n規格までしか対応していない、かなり古いモデルだ。

ケンタロウは無線LANルーターの買い換えを勧めたが、デジタル機器を苦手とする社長は「自分では設定できそうもない」「不安だ」と弱音を吐く。コロナというご時世もあって、ケンタロウが社長宅を訪問して新しいルーターを設置するというのも気が進まない。何か手軽にできる改善方法はないかと考え、思いついたのが「NETGEAR Insight」を使ったリモート管理だ。

ケンタロウはにっこり笑って、「わかりました。では後日、ご自宅に無線LANのアクセスポイントを送りますので、それをつないでもらえば大丈夫です」と答えた。