ディスプレイをアームに取り付けるなんて、ブラウン管のディスプレイを使っているときには考えられもしなかった。だが、薄軽液晶が当たり前になって、その状況は一変した。
ディスプレイアームはディスプレイの裏側に装備されているVESAマウント用のネジ穴を利用して可動アーム先端のパネルにディスプレイを取り付け、高さや角度、左右位置などを調節することができるようにするためのものだ。いってみればディスプレイを宙に浮かせて自在に位置を操るシカケと思えばいい。かつてはとても高価なものだったが、今は、1万円前後で入手できるようになっている。
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— artspration Mon Jan 11 20:39:38 +0000 2021
VESAはVideo Electronics Standards Associationの頭文字をとったもので、映像業界の標準化団体だ。DisplayPortの規格を策定しているところだといえば、ああ、あそこねと思うかもしれない。
市販のディスプレイの多くは、付属のスタンドにパネルがついていて、それをカチャンとディスプレイの背部に取り付けて自立させるようになっている。廉価なディスプレイではスタンドがネジなどでの直付けになっているかもしれない。いずれにしてもVESA対応ディスプレイ製品ならパネルの背面に4つのネジ穴が見つかるはずだ。そのネジ穴の縦×横の間隔が規格として定められている。一般的な30型以下のディスプレイでは100mm×100mmだと思う。スペックにVESAマウント対応と記載されているので購入前にも確認できるはずだ。
ディスプレイアームが欲しいと思ったのは、28型のディスプレイと27型のディスプレイを、両方横位置で縦に並べて設置したくなったからだ。
28型のディスプレイを付属のスタンドで自立させ、その上に27型のディスプレイを置きたいと思った。同じ縦軸にディスプレイを重ねると、上部と下部のディスプレイで設置ベースが干渉してしまうし、そもそも、下のディスプレイの上部まで上のディスプレイを持ち上げることができない。設置用に別の置き台を用意することも考えたが、転倒防止のための固定も不安だ。初めての経験ということもあって、興味本位でアームを使ってみようと思い立った。