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ヤマハ、10GBASE-Tやマルチギガビットに対応したスイッチ4製品を6月発売 PoE++給電対応のインテリジェントレイヤ2モデルなど

ヤマハ、10GBASE-Tやマルチギガビットに対応したスイッチ4製品を6月発売 PoE++給電対応のインテリジェントレイヤ2モデルなど

インテリジェントレイヤ2スイッチ

新製品のうちSWX2320-16MT/SWX2322P-16MTは、インテリジェントレイヤ2スイッチの既存モデル「SWX2310シリーズ」の機能を継承しながらも、1Gbpsを超える高速なLANポートを搭載した16ポートモデル。10G/5G/2.5G/1G/100M対応ポート×12と、SFP/SFP+スロット×4を搭載している。

ヤマハ、10GBASE-Tやマルチギガビットに対応したスイッチ4製品を6月発売 PoE++給電対応のインテリジェントレイヤ2モデルなど

このうちSWX2322P-16MTは、ポートあたり最大90WのPoE++(IEEE 802.3bt)給電に対応し、今後導入が進むWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)無線LANアクセスポイントや、高画質・高機能化が進むIPカメラ、Pro AV市場で利用が見込まれるパワーアンプなど、大容量のPoE給電が求められる場合にも対応できる。なお装置全体では250WまでのPoE給電に対応し、ヤマハのWi-Fi 6アクセスポイント「WLX413」を最大8台まで接続可能だ。

加えてPoE関連では、スイッチのファームウェアアップデートなどのために再起動している間でも、PoE受電機器への給電を継続する「Continuous PoE機能」に対応した。これにより、スイッチに接続したIPカメラの監視映像を瞬断なく記録するなど、PoE受電機器の不用意な停止を防げるという。同機能は標準機能として利用できる。

さらに、SWX2322P-16MTのスケジュール機能と連携することで、PoE受電機器への給電制御も可能で、夜間にPoE受電機器の不正利用を防ぎたい、節電のためPoE受電機器への給電をやめたい、といったニーズに応えられるとのこと。

ヤマハではSWX2320-16MT/SWX2322P-16MTについて、高速なLANポートを搭載したアクセススイッチの収容など、中規模ネットワークにおけるフロアスイッチとしての活用を想定している。

価格(税込)は、SWX2320-16MTは、ノンPoEモデルのSWX2320-16MTが23万1000円、PoEモデルのSWX2322P-16MTが27万5000円。