Safariを改めてアップデートすべき理由
先月、AppleのSafariブラウザに影響を与える重大なセキュリティ上の欠陥についてお知らせしました。この欠陥には、ハッカーがサイトから個人情報を盗む可能性がありました。数カ月遅れましたが、ようやくAppleはこのセキュリティ上の問題にパッチを当てて被害の拡大を防ごうとしています。Appleの最新のセキュリティ上の注意によると、同社は、iPhone、iPad、MacのSafariの基盤であるWebKit、そしてiOSとiPadOSのサードパーティブラウザすべてにセキュリティ上の欠陥を検出したということです。
このWebKitのバグによって、悪意のある攻撃者が無防備なAppleユーザーの経路に悪質なコードを挿入する可能性が生じます。この悪意あるコードをデバイスで処理した場合、ハッカーがシステム上でどんなコードでも実行できるようになるという可能性があります。Safariのセキュリティ上の欠陥は、特にモバイルでは重要です。Macでは、ChromeやFirefoxなどのほかのブラウザを一時的に使うことはもちろんできます。しかし、iOSやiPadOSではすべてのブラウザは実際にはSafariであり、同じWebKit基盤に依存して作動しています。ですから、WebKitにセキュリティ上の欠陥がある場合にはモバイルブラウザすべてに同じ欠陥があることになります。Appleは、この欠陥がすでに悪用されている可能性があるという報告があると述べています。となると、影響を受けるシステムすべてをできるだけ早くアップデートすることが必須です。iPhoneやiPadを持っている場合、またはMacでSafariを使っている場合は該当します。iOS 15.3.1、iPadOS 15.3.1、macOS 12.2.1対応のアップデート方法を以下に挙げます。
このSafariのセキュリティバグを修正するには、いつもどおりにiPhone、iPad、Macをアップデートすればいいのです。iOSかiPadOSなら、「設定」> 「一般」>「ソフトウェア・アップデート」に移動し、画面の指示に従って15.3.1をダウンロードしてインストールします。 Macでは「システム環境設定」>「ソフトウェア・アップデート」に移動し、画面の指示に従ってmacOS 12.2.1アップデートをダウンロードしてインストールします。ただし注意点が1つあります。iOS 15.4、iPadOS 15.4、またはmacOS 12.3のベータ版を実行している人は大丈夫です。ベータ版はすでにこの欠陥にパッチを当てているようなので、ベータ版のテスターには新しいセキュリティアップデートは送られていません。ベータ版に興味がある人はこちらのガイドを見てみてください。これらの最新アップデートは、Safariをもっと安全にしてくれるだけではありません。 iOSとiPadOSでは、15.3.1は点字ディスプレイに影響するバグにパッチを当てます。また、macOS 12.2.1では、MacBookのバッテリーを早くしかも完全に消耗させるBluetoothの問題が修正されます。このような複数の理由からAppleデバイスをできるだけ早くアップデートしましょう。ワイヤレスイヤホン【Bluetooth5.2&瞬時接続】Bluetooth イヤホン EDR搭載 ハンズフリー通話 ブルートゥースイヤホン ヘッドセット ヘッドホン 自動ペアリング タッチ簡単操作 左右分離型 マイク内蔵 AACコーデック対応 Siri対応 IPX7防水 長時間再生 フィットで快適 iPhone&android適用 日本語取扱説明書付き ビジネス/WEB会議/テレワーク/通勤/通学/ウォーキング/スポーツ 2,999Amazonで見るSource: Apple
ぬえよしこ
最終更新:ライフハッカー[日本版]