OPPO Digital Japanは、日本独自企画のBlu-ray Discプレーヤー「BDP-105D JAPAN LIMITED(BDP-105DJPL)」を8月より発売開始した。DSD 11.2MHz対応のほか、音質に悪影響をおよぼす高周波ノイズ対策などを行ない、特に“音”にこだわった最上位ユニバーサルプレーヤーとして日本限定で展開する。
BDP-105D JAPAN LIMITEDJAPAN LIMITEDのベースモデルとなったBDP-105DJPをはじめ、OPPOのBD/ユニバーサルプレーヤーは、テレビメーカーやプロジェクタの取材、視聴イベントなどでよく使われている定番的な製品。BD/SACD/CDなどの確かなディスクメディア再生品質に加え、ネットワークオーディオやUSB DAC対応など機能の豊富さ、新機能への対応力などで人気を集めている。
一方で、BDプレーヤー市場が成熟しつつあり、さらに4K対応の「UHD Blu-ray」のライセンスもスタートし、年内には製品も登場しそうな勢い。4Kを目の前になぜ「いまフルHD BDプレーヤーの新製品? 」という疑問も湧く。
そもそも、ベースモデルのBD-105DJPも、日本向けに電源仕様やDTCP-IP対応などを盛り込んだ日本向けモデル。JAPAN LIMITEDとの違いはどこにあるのだろうか? そしてなぜいま日本専用モデルを投入するのか? JAPAN LIMITED開発メンバーである、OPPO Digital Japan技術部 ディレクターの羽賀武紀氏、ITシステム室・開発室・品質評価室 室長の山本晋也氏、ディレクター 広報・マーケティング担当 松浦亮氏に聞いた。
左からOPPO Digital Japan ITシステム室・開発室・品質評価室 室長の山本晋也氏、技術部 ディレクターの羽賀武紀氏、ディレクター 広報・マーケティング担当 松浦亮氏