NHKプラスのテレビ向け画面。4月以降は午後6時台の地域ニュースの配信も始める=NHK提供
NHKは3日、地上波の番組を受信契約世帯のパソコンなどで見られる「NHKプラス」を、4月からインターネットに接続したテレビでも見られるようにすると発表した。4~6月は動作検証を目的に、受信契約やID登録がなくても視聴できるという。【写真】NHKプラスのテレビ向けアプリの操作画面。ジャンルや俳優の名前などで番組を検索できるという=NHK提供 NHKプラスは2020年春に始まり、総合テレビとEテレの番組を本放送から1週間配信し、現在はパソコンのブラウザーや、スマートフォンやタブレット向けアプリで視聴できる。2月末時点の登録は約232万件。テレビでの視聴はテレビ向けアプリの導入が必要で、「Android TV」9以降か「Fire OS」6以降に対応。パソコンやスマホ向けよりも高画質で配信する。原則すべての地上波番組を配信するが、パソコンなどでは見られる同時配信はテレビ向けアプリでは見られないという。
朝日新聞社