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リモートワークの長期化は避けられない。ビジネスパーソンも「リモート強者」と「リモート弱者」に二極化しつつある今、あなたは「リモート強者」か? それとも「リモート弱者」か?そんな時、心強い味方が現れた。ITビギナーから絶大な信頼を得ている平塚知真子氏だ。平塚氏は、Google が授与する資格(Google 認定トレーナー/Google Cloud Partner Specialization Education)を2つ保有する国内唯一の女性トレーナー経営者。その初の単著が『Google式10Xリモート仕事術──あなたはまだホントのGoogleを知らない』だ。「10%改善するより10倍にするほうがカンタン」という Google 急成長の秘密「10X(テンエックス)」で成果を10倍にする「10X(テンエックス)・10(テン)アプリ」をフルカラーで初公開。“日本一のマーケッター”の神田昌典氏(マーケティングの世界的権威ECHO賞・国際審査員)が「全部無料! こんな使い方、あったのか」と大絶賛。曽山哲人氏(サイバーエージェント常務執行役員CHO)が「想像以上に知らない機能があった」。三浦崇典氏(天狼院書店店主)が「Google 全70アプリのうち10アプリを使いこなして仕事を劇的に変える解説書。リアルよりも成果を上げる術を伝える“リモート強者”への指南書」というノウハウとはどんなものか。“リモート弱者”が“リモート強者”になる、誰も教えてくれなかった方法を紹介しよう(「リモート効率劇的UP! Google式10X仕事術」動画はこちら) 2021年は「GIGAスクール元年」。本コラムでも何度か取り上げてきましたが、全国の小中学生には1人1台の端末が配付され、高速wi-fiで授業を受ける時代になりました。 子どもたちがインターネットに触れる機会は、いまや学校だけでなく、塾や習い事でも増え続けています。ベネッセコーポレーションによれば、中高生の「オンライン自習」はコロナ禍で2.5倍に急増。「オンライン自習」とは、主にスマホアプリを使って、友だちと一緒に勉強する学習スタイルのことで、休校期間中には高校生の68%が利用していたとのことです。驚くべき変化です。 急速に進んだネット活用で、保護者としては、子どもたちがネット犯罪やトラブルに巻き込まれたりしないか、心配になりますよね。 しかし、一体どうやって、何を子どもたちに教えたら良いのでしょうか? 小学生からわかる、これだけやっておけばまずはOK、という教材はないでしょうか? そんな悩めるあなたに、素晴らしい Google 式解決策があります。 毎年2月1日~3月18日は、日本政府が主導する「セキュリティ月間」です。内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)では、今年40周年を迎えたテレビアニメ「マクロス」シリーズとコラボして話題になりました。この機会を利用して、家族でセキュリティについて学んでみませんか? 実は、Google もこの取り組みに参加しています。 2022年、Google では、子どもたちがテクノロジーを安全に、かつ最大限に活用できるようになるために、インターネットリテラシーを育むための新しい取り組みを発表しました。それが、インターネットリテラシープログラム Be Internet Awesome(日本語版)です。こちらがそのサイトです。 Awesomeは、「オウサム」と発音し、「最高」とか「ヤバい」「超イイ」「イケてる」の意味で、「Be Internet Awesome」は、「最高なインターネットユーザーになろう」という訳がついています。「超かっこいいネットユーザーを目指せ」でも良いかもしれません(笑)。 本プログラムは、オンラインの安全性に関する専門家と共同開発され、誰でも無料でオンラインゲームで学ぶことができます。日常生活の中で良いデジタル習慣を取り入れて実践できるようさまざまな工夫がされています。 オンラインゲームの名前は「インターランド」。4つのランド(大陸)からなる架空の世界を冒険しながら、ハッカー、フィッシング詐欺師、オーバーシェアラー(情報を共有しすぎる人)、いじめっ子と出会う過程で、“最高”のインターネットユーザーになる(Be Internet Awesome)ためのスキルを磨きます。 私も早速やってみました。音楽も楽しく、この概念をこう説明するのか! と新鮮でした。「用心の谷」は結構難しくて、思わず何回も挑戦してしまいました。ぜひ親子でやってみてください。「思いやり王国」などは特に会話の糸口が広がると思います。 4つのランドをクリアすると、成績が発表されます。「やり直し」ではなく「学習できることを探す」となっているところに Google の優しさを感じちゃいます(笑)。
プログラムは、子どもたちが安心してインターネットを利用できるように、オンラインで安全に過ごすための基本的な知識を身につけることを目的とし、5つのトピックから構成されています。 ★5つのトピックBe Internet Smart: Share with Care(気をつけて共有する)Be Internet Alert: Don't Fall for Fake(にせ物にひっかからない)Be Internet Strong: Secure Your Secret(ひみつを守る)Be Internet Kind: Its' Cool to Be Kind(思いやりを持つ)Be Internet Brave: When in Doubt, Talk It Out(まよったら話してみる) コミュニケーションには責任を伴うこと、オンラインでも思いやりを持つこと、そして、インターネット上の情報について、何が本物かを見極めることなど、ゲームを楽しみながら、理解することができます。 私がプログラムを知ったのは、2020年1月にロンドンで開催された世界最大の教育テクノロジー展示会 Bett(British Education Training and Technology)Showにおける Google ブースでした。Web上に公開されたゲーム、教材はすべて英語版のみ。素晴らしいコンテンツの日本語化を待ち焦がれていました。2022年2月8日にとうとう公開され、こうしてご紹介できることが大変嬉しいです。 実際は2017年に開始され、今回の日本語版で40ヵ国、18言語め! YouTube の利用を管理するための家族向けガイドやインターネットリテラシーを学べる塗り絵やペーパークラフト、そして教師向けのレッスンプランやカリキュラムなども用意されています。 インターネットが子どもたちにとってより安全な場所となるよう、我々大人たちも、子どもたちと一緒に学んでいきましょう。 Google の様々な取り組みや考え方、そして日本の教育現場で今や半数以上が導入している Google のアプリ群の効果的な活用術は、あなた自身の仕事やプライベートにも大いに役に立つはず。 まだまだ知られていない Google のホントを、拙著『Google式10Xリモート仕事術――あなたはまだホントのGoogleを知らない』にまとめました。 Google アプリの単なる機能紹介、操作説明ではなく、ITが苦手な方にもわかりやすくご紹介しています。この機会にぜひお読みください! さらに、書籍の学びを「最短最速で習得」できる【Google式10Xスキルアップセミナー】が2022年1月よりスタートしました。たった3ヵ月で生産性が劇的向上する講座です。 まずは毎月1回実施している無料体験会に参加してみませんか? こちらをクリックして、無料でご参加いただけます。 今なら、あなたのクラウド活用スキルを可視化するスキルアセスメントをご用意して、お待ちしています!平塚知真子(Chimako Hiratsuka)Google 最高位パートナー/イーディーエル株式会社代表取締役Google が授与する最高位の肩書(Google 認定トレーナー/Google Cloud Partner Specialization Education)を2つ保有する国内唯一の女性トレーナー経営者。数時間でITスキルを劇的に引き上げる指導に定評があり、教育分野において Google から絶大な信頼を得ている。早稲田大学第一文学部(教育学専修)卒。筑波大学大学院教育研究科修了(教育学修士)。筑波大学大学院非常勤講師。アルマ・クリエイション株式会社主催「クロスセクター・リーダーズアワード」2年連続最優秀MVP(2019年、2020年)。常陽銀行主催第3回常陽ビジネスアワード「ウーマノミクス賞」379プラン中第2位(2015年)。出版社勤務を経て専業主婦になるも、学習欲が高じて大学院に進学。在学中に事業欲が高まり、IT教育会社を起業し、現在に至る。「日本に最高のITスキルを伝え、広める」を信条に、教育関連者やビジネスパーソンへ最新のITおよびクラウドスキルを指導中。パソコンやタブレットを四六時中見ているため、月に1回はデジタル断捨離し、温泉をめぐることが趣味。1968年生まれ。夫と1男1女。茨城県つくば市在住。本書が初の単著。
ダイヤモンド・オンライン
最終更新:2/27(日) 6:01
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