エコバックスジャパンは、吸引と水拭きが1台でできるロボット掃除機の上位モデル「(DLX13)」を6月18日に発売する。価格は99,800円。自動ゴミ収集機が付いた「+(DLX13-54)」も同日に発売し、価格は129,800円。
強力な吸引と振動式の水拭きモップにより、ガンコな汚れも効率的で静かに清掃できるというハイエンドモデル。家具や障害物を回避する3D物体回避機能の「True Detect 2.0」や、正確なナビゲーションで効率的に清掃するための「True Mapping 2.0」などを備える。T9+は自動ゴミ収集機「Auto-Empty」が付属し、ゴミ捨ての手間を省ける。
両機種ともに、業界初とする芳香剤(エアフレッシュナー)を組み合わせているのも特徴。カートリッジを装着した状態で、掃除しながら香りを楽しめる新たな体験を提供するとしている。
(右)と、自動ゴミ収集機付きの+(左)3D物体回避機能のTrueDetect 2.0により、障害物の識別精度は従来比で10倍向上。家具やコード類を細やかに回避し、隅々まで清掃できるという。障害物のサイズに合わせて回避するタイミングを考えながら回避でき、家具への衝突や小さなコード類への絡まりを防ぐ。
3D物体回避機能のTrueDetect 2.0また、TrueMapping 2.0機能は、従来比でマッピング精度が4倍に向上。複数の間取りも正確に把握し、部屋の隅まで丁寧に清掃するという。
マッピング精度を強化してTrueMapping 2.0に従来モデルOZMO T8シリーズで採用した振動式の水拭き機能はOZMO Pro 2.0に進化。新モーター搭載により静音性を強化したほか、従来のOZMO Proと比べて耐久性も向上。吸引清掃だけでは取り除けない床のベタつきやザラつきも1台で解決するという。
モップシステムも強化吸引力は、従来機に比べ6倍にアップ。カーペットの毛の奥に入り込んだゴミやホコリも強力に吸引するという。念入りに掃除したい日は、アプリで簡単に清掃回数を2回に変更することもできる。
モップシステムをエアフレッシュナーに差し替えると、吸引清掃しながら本体の後方から香りを部屋全体に広げられる。アプリで設定することでエアフレッシュナーのファンが作動。掃除しながら、部屋にこもったニオイを効果的に除去するよう設計されている。エアフレッシュナーはカプセルタイプのカートリッジ交換式で、3種類の香りを用意。カートリッジは6月21日より単品販売も行ない、1種類3個セットで1,650円。
エアフレッシュナーで香りを出せる香りは3種類+には、本体に溜まったゴミを自動で回収する自動ゴミ収集機も付属。清掃後、毎回自動で自動ゴミ収集機内に取り付けている紙パックにゴミを吸い上げ、ゴミ捨ての手間を削減できる。紙パックはゴミ捨て時にチリやホコリが舞い上がらない構造を採用している。なお、就寝中などで動作音が気になる場合は、自動収集をオフにすることも可能。
+は、清掃後に本体のゴミを自動収集新機能の3Dマップにより、本体が今どこを掃除しているのかリアルタイムで確認可能。アプリ上で清掃禁止のエリア設定が行なえる。エリアごとに時間を分けて清掃する以外に、エリアごとに異なる吸引力や水量の設定もできる。
3Dマップを2Dと切り替えて使えるマップで本体の位置を確認アプリの設定により、モップユニット装着時はカーペットを自動で回避できる。エアフレッシュナー装着時は、カーペット上で吸引力を自動で高めて清掃する。
本体ダストボックスの容量は420ml。水タンクの容量は180ml。段差の乗り越えは2cmまで対応。吸引+水拭き時は最大1.3cmとなる。最大稼働時間は約175分。充電時間は約6.5時間。
本体サイズは353×353×93.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.57kg。T9+の自動ゴミ収集機のサイズは300×430×430mm。自動ゴミ収集機と本体を合わせた重量は7.78kg。
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