ニュース・医療維新 入院医療「かなり大幅な改定が行われた」 - 城守国斗・日医常任理事に聞く◆Vol.1
<2022年度診療報酬改定が2月9日、答申された。改定率は小幅ながら、算定要件や施設基準の多数見直しで、結果的に大幅な改定になったとの見方が医療界に広がりつつある。
――まずは改定の受け止めと、改定のプロセスについてお聞きします。2月2日の中医協総会では、中医協の審議の在り方について、気になることが2点あると発言されていました（『「中医協の外で制度設計」「利便性を偏重」、審議の在り方に異議』を参照）。
――入院については、「大幅な改定が行われた」とのことです。
――高度急性期については、手厚い評価となっているのでは。
――では回復期リハビリテーション病棟入院料については。
――仮に回復期リハビリ病棟から転換する場合、どの入院料を算定することになるのか。
――結局、一口に「急性期」と言ってもその医療の中身は幅広い上、救急医療についてもさまざまな病棟・病院で担っているものの、その一部しか評価されていない。
――診療報酬改定では、改定後に必ず検証を行います。入院関係の点数の検証には、どんな視点が必要だとお考えですか。
【城守国斗・日医常任理事に聞く】（2022年2月25日にインタビュー）Vol.1