LGエレクトロニクス・ジャパンは、21.45インチのフルHDモニター『22MP410-B』を2月中旬より発売開始した。本体サイズは幅512㎜×高さ384㎜×奥行き190㎜、重量2.6kg(スタンドあり)。価格はオープン価格。
在宅で作業をする機会も増えた昨今、ビジネス以外にも空いた時間にゲームや映像視聴などのエンターテインメントも楽しむ人も多いはずだ。このモニターは、さまざまな用途に対応したフルHDのスタンダードモニターだ。ビジネスとゲームや動画視聴にも対応するさまざまな機能を持っているのが特徴だ。
ビジネスシーンにおいては長時間の作業や鑑賞時の目の負担を軽減させる機能として、従来のLEDモニターで画面の明るさを抑えた時に発生していたちらつきを調光方式を変更することで抑えた「フリッカーセーフ」、紙に近い色温度で表示することで眼精疲労や生活リズムに影響を及ぼすとされているブルーライトを抑える「ブルーライト低減モード」を搭載。一部の色を調整して、色の区別がつきづらい人でも判別がつきやすいよう配色もできる。
映像入力はHDMIとD-Sub 15pinアナログ入力を搭載。付属ソフトウェア『OnScreen Control』を使えば、画面の明るさやピクチャーモードをWindows上で調整できるだけでなく、ソフトウェアごとに最適なピクチャーモードを自動的に適用させる「My Application Preset」や画面上に表示されているウィンドウを自動的に分割表示させる「Screen Split」など簡単かつ快適に画面を使える機能も使える。「Smart Energy Saving」機能によって消費電力を抑えつつ明るさを維持するため、バックライトの明るさを抑えながら入力信号を増幅させ、さらに液晶パネルの開口率をあげることで通常よりも輝度の低下を抑える(機能をオンにすると映像によってモニターの輝度が自動的に変わるため、動画によっては見づらい場合がある)。
プライベートでも使用できるようにゲーミング機能も充実。超解像技術によって低解像度の映像も高精細に表示することができる「Super Resolution+」も搭載し、シャープネスが強すぎると発生する不自然な白浮きも軽減して動画視聴も快適だ。AMD社の「FreeSync」に対応したAPU/GPUと組み合わせて使えば、グラフィックカードとモニター間でゲームのフレームレートと同期させてちらつき(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)を軽減し、滑らかな映像表示を実現する(使用にはAMD社の対応APU、GPUに接続が必要)。
「DAS(Dynamic Action Sync)」モードを自動設定しておけば、本来映像を画面に出力する時に一度格納される「フレームバッファ」を通さずに映像をダイレクトに出力することで遅延を最小限に抑えることができる。「ブラックスタビライザー」機能によって、暗くて見えにくい部分を認識し、明るく映し出して闇に潜むターゲットを見つけやすくすることでゲームを有利に展開できる。ユーザーの好みで明るさの調整も可能だ。
https://www.lg.com/jp/monitor/lg-22mp410-b
構成/KUMU