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 ドコモの「IPv6シングルスタック」は2月1日から提供 ユーザーの設定や操作は不要

ドコモの「IPv6シングルスタック」は2月1日から提供 ユーザーの設定や操作は不要

デュアルスタック接続とシングルスタック接続のイメージ図

 ドコモの「IPv6シングルスタック」は2月1日から提供 ユーザーの設定や操作は不要

NTTドコモは2月1日から順次、ネット接続サービス「spモード」において「IPv6シングルスタック方式」の接続を提供する。旧来の「IPv4アドレス」の枯渇への対応策の一環で、対象端末では順次シングルスタック方式による接続に切り替わる予定となっている(※1)。ユーザー側での設定や操作は不要だ。【画像】デュアルスタックを含めてIPv6接続に対応する機種(2月1日時点)(※1)接続先の設備によっては、デュアルスタック(IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方が割り当てられる)接続となったり、IPv4アドレスのみ割り当てられる接続となったりすることもあります(ユーザー側で明示的に指定できません)

対象機種

IPv6シングルスタック接続は、Xi(LTE)または5G契約のspモードにおいて提供される。対応機種は以下の通り。・Androidスマートフォン・2021年夏モデル以降の全機種(※2)・AQUOS R5G SH-51A・Xperia 1 II SO-51A(※3)・Xperia 5 II SO-52A・Galaxy S20 5G SC-51A(※3)(※4)・Galaxy A51 SC-54AiPhone・iPhone 12以降(iOS 14.5以降をインストールしている場合)ホームルーター・home 5G HR01以降の全機種データ通信端末・2020年夏モデル以降の5G対応機種(※2)「Xperia Ace II SO-41A」と「DIGNOケータイ ベーシック KY-41B」(法人向けモデル)を除く(※3)ahamoサイトでの販売分は除く(※4)IMEI(識別番号)が「35797062」で始まる個体を除く 2月1日時点で対象外となる過去の機種でも、今後の状況によってはIPv6シングルスタック方式での接続に対応する(切り替わる)可能性はあるという。

IPv6シングルスタックとは?(おさらい)

IPv6シングルスタックでは、端末に「IPv6アドレス」のみを割り当てる接続方式だ。IPv4接続にのみ対応するサイトに接続する場合は、ドコモのネットワーク設備においてアドレス変換が行われる(※5)。(※5)ドコモでは「DNS64/NAT64」と「464XLAT」の2方式でアドレス変換を実施する

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