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v6プラスで「ネットが混雑して遅い」を解消するには? 混雑時でも「圧倒的速度」に

v6プラスで「ネットが混雑して遅い」を解消するには? 混雑時でも「圧倒的速度」に

「v6プラス」を利用するために準備すること

v6プラスは、フレッツ光網であるNTT東西の「次世代ネットワーク(NGN)」で高速なデータ通信を実現する仕組みだ

さて、まずは回線の準備からだ。

自宅のインターネット接続回線でv6プラスを利用するには、いくつか条件がある。

v6プラスで「ネットが混雑して遅い」を解消するには? 混雑時でも「圧倒的速度」に

最低条件となるのが、NTT東西が提供している光回線サービス「フレッツ光」を利用していること。v6プラスは、フレッツ光向けの接続サービスなので、そのほかの接続回線では利用できない。また、フレッツ光にはさまざまな接続タイプが用意されているが、「フレッツ光ネクスト ファミリータイプ」や「フレッツ光ネクスト マンションタイプ」、「フレッツ光ライト」など、一般家庭向けの多くの接続タイプでv6プラスが利用できる。

具体的には、下に示した接続タイプで利用可能だ。

「対応するフレッツ光接続タイプを使っている」ことを確認できたら、次に確認するのがISP。

具体的には「v6プラス対応のISP」との契約が必要になるわけだが、NIFTY、So-net、GMOインターネットなどの主要ISPは対応済みだし、そのほかでも全国に多数存在している。

自分が契約しているISPが対応済みなら、追加でv6プラス対応接続サービスを契約するだけでいい。ほとんどのISPが、初期費用および月額費用無料で提供しているので、追加費用を気にすることなく利用できるのもうれしい部分だ。

通常は、v6プラス対応接続サービスを契約して数日から1週間ほどでv6プラスの利用可能となる。v6プラスの追加だけなら宅内工事もないので、手軽に申し込めるし、v6プラスの利用開始後も、従来方式のPPPoE接続と切り替えできるISPがほとんどなので、v6プラスの利用開始後に「PPPoE接続を利用したい」となった場合でも安心だ。

なお、v6プラス同様のIPv4 over IPv6のインターネット接続サービスには、「transix」や「v6コネクト」、「IPv6オプション」、「OCNバーチャルコネクト」といった接続方式があるが、それらとv6プラスは互換性がない。回線契約やオプション契約の際、混同しないように注意しよう。