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Can't you trust the "discount" of EC?Serialized "mature phenomenon" that converts social problems in China: China Innovation Situation | Fintech Journal

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    Can't you trust the "discount" of EC?What is the "mature phenomenon" that becomes a social problem in China?

    Series: China Innovation situation

    With the spread of online services such as e -commerce sites, consumers who have been using their services for a long time and build a certain degree of trust, so -called “specialty”, are valuable.If you stand on the consumer side, you may want to think, "Is it okay to have some kind of patronage?"However, in fact, the phenomenon of "the more you lose your shoulder," has become a social problem in China.Behind this is the structural problem of membership business, which is not a fire on the opposite bank.

    IT journalist Takefumi Makino

    IT journalist Takefumi Makino

    An article that discusses IT technology from a consumer business perspective to various media.In recent years, he has been paying attention to Chinese IT technology.His books include "Google's identity" (Mai Komi Shinsho) and "Nintendo Nostalgi" (Kadokawa Shinsho).

    <目次>
    1. What is the "mature" phenomenon that neglects your specialty?
    2. Service users' distrust, series of experiences
    3. 最大手アリババのECサイトで起きた「88VIP会員」問題
    4. 殺熟現象に遭った消費者がとった対策とは
    5. 殺熟現象は「会員ビジネスの構造的問題」

    What is the "mature" phenomenon that neglects your specialty?

     2018年頃から、中国の消費者の間で「殺熟(シャーシュー)」という言葉が話題になっている。これは「殺熟客」の略で、「お得意さまをないがしろにする」といった意味だ。殺熟とは、「ネットサービスで、長年使っている人の方が、同じ商品の価格が高く表示される現象」を指す。ちなみに、中国語の「殺」という言葉には日本語ほど強い意味はない。 中国のECサイトでは、もはや「定価」とか「正価」という概念が存在していない。同じ商品であっても、ECサイトによって価格は違うし、人によっても価格が違う。さらに、人によって受けられる優待クーポンが違う。 ECサイトの商品のページでは、価格表示に消し線が使われ、優待価格が表示される二重価格表示になっているが、この価格を信用している人はいない。なぜなら、11月11日の「独身の日」のような大型セールが近づくと、販売価格がじわじわと上がっていき、割引率を大きく見せるという手法が常態化をしているからだ。 たとえば、図1はアリババが運営するECサイト「淘宝網(タオバオ)」の商品ページだ。販売価格「188元」に消し線が引かれ、「69元」の優待価格が示されている。この店舗を利用するのが初めての場合は、「5元」の割引クーポンが利用でき、さらに同じ店舗で「99元」以上買うと「5元」割引になる。 加えて、タオバオポイントを利用して購入すると「1.38元」の割引もある。ほとんどパズルのような状態で、一体いくらが適正価格なのか分からなくなる。さらに、殺熟現象により、元の価格自体が人によって異なっているというのだ。

    Service users' distrust, series of experiences

     殺熟が問題になっているのは、サービス利用者の間で「利用頻度や利用年数の高い“お得意さま”ほど高く買わされているのではないか」という不信感があるからだ。自分1人では、表示された価格が高いのか安いのかが分からないため、SNSや掲示板では価格情報を交換することが盛んに行われている。関連記事

    ▲ Close ▼ All display

     そのような掲示板情報によると、PCからあるECサイトにアクセスして、あるDVDが「26.24ドル」と表示された後、ブラウザーのCookie(利用情報などを保存しているファイル)を削除してアクセスし直したところ、同じ商品の価格が「22.74ドル」に下がったという例が紹介されている。 また、タオバオで、ニューバランスの同じ型のスニーカーが「369元」で売られているが、長年利用している人には「20元」の優待クーポンであるのに、タオバオを使い始めたばかりの人には「75元」の優待クーポンが表示されたという。 さらに、同じタオバオで「百億補助」と呼ばれるキャンペーンが行われた際にも同様の問題が指摘されている。ある豚バラ肉を購入するためにキャンペーンサイトからアクセスすると、価格が「159元」で、補助が「32元」となり、実質「127元」で購入ができた。今度はキャンペーンサイトからではなく、通常の入り口から入ると、補助がつかないのは当然としても、価格そのものが「168元」と高くなっていたという。【次ページ】殺熟現象に遭った消費者がとった行動とは?

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