■ Serialization / Takeshi Horin, Atsushi Ishikawa, Junya Ishino, Asako Bino's smartphone conference
"Smartphone Talk" that can be understood to the back of the industry by four people interviewed at the forefront of the smartphone industry.This time, we will discuss the evolution of the EV industry, which has a strong relationship with the telecommunications industry.
* We are taking measures to expand the new colon virus infection.
Bano: It's a story that Sony will launch "Sony Mobility" and enter the EV in earnest. Could you tell me the details?
Sony "Vision-S 01"
Sony "Vision-S 02"
Mr. Bono
[Reference] Sony Group Portal | Vision-S
Ishikawa: It was revealed at CES (home appliance trade fair in the United States) that Sony has finally become serious.Originally, in December 2021, I heard a story from Sony's stakeholders, so I opened the lid and it was an EV.
<2年前のCESの時には、あくまでセンサーを売りたいというビジネスモデルだったのが、自分たちでやろうという方向に変わっている印象です。新会社を作って、本格検討という段階ですね。一歩進んではいるけど、ソニーが車を本当に作るかというと、100%ではないかな。
Sony "Vision-S 02"
Sony "Vision-S 02"
Ishikawa
Norinbayashi: It's quite a while ago, but when I went to Shenzhen, China, I felt that there were many EV cars from car manufacturers that we didn't know much about.
Norinbayashi
Ishikawa:もしかしたら、EVじゃなくて「コネクテッドカー」というテーマにすべきかもしれませんね。
Norinbayashi:とはいえ、基準はEVじゃないと話は進まないと思うよ。EVが出てきた時に、「部品になっていくから、誰でも作れるようになる」という話があったけど、EVで何をするかを考えた時に、コネクテッドカーが出てくる。すると当然、電気に強い会社が出てくるという流れは、日本や中国、海外でも同様でしょう。
Ishikawa:そうですね。例えば、車が半自動化すると、高速道路では運転する人が前を向いていなくても良くなるかもしれない。カーナビに映画を流しても良くなれば、高速道路に乗る2時間で、運転席でも映画が1本見れるようになるかも。であれば、よりいい音で聞きたい、より高画質で観たいという話も出てくるので、ソニーが入っていける余地はあると思います。完全自動化は難しくても、半自動になるだけでこれだけチャンスが出てくるし、EVになって車の構造がシンプルになると、ソフトウエアの話にもなってくるので、ソフトウエアを作れる会社が強くなるかもしれません。
Sony "Vision-S 01"
Mr. Ishino: When Sony is strong against software, there are some places where I feel a little anxious ... (laughs).
Ishino
Ishikawa:ソニーだけだともしかしたら難しいかもしれないけど、PlayStationが絡んでくると面白いかなと思っています。「グランツーリスモ」みたいにいろいろな車の走行データを持っているとなると、それこそソニーの「VISION-S」にフェラーリのようなパッケージを入れると、フェラーリに似たような走行体験ができるとか。かなり難しいとは思うけど、こういう想像が広がるのは面白いですかね。
Sony "Vision-S 01"
Norinbayashi:だいぶ石川君の希望的観測は入っているけどね(笑)
Ishino:でも確かに、PlayStationはもはやソフトウエアで成功したようなものですが、ソニーとPlayStationは若干分断されている印象もあります。ソニーは一時期「One Sony」といって、各事業の連携を強めていく方針を示していましたが、近年はわざわざ「One Sony」と唱えなくても良いくらい一体感が強まってきている。一方で、PlayStationだけはいまいちというか、まだ“Two Sony”くらいのイメージですね。
Norinbayashi:車業界のコンピューターは組み込み型なので、汎用性のあるソフトウエアが弱かった。例えば、カーナビも初期は通信もできなかったし、今で言うテザリングのような機能にも時間がかかった。車そのものはコンピューターが組み込まれているけど、全体的にパースが遅かったので、コネクテッドカーなどで加速するといいね。ただ、車メーカーがコンピューターのソフトウエア的な進化スピードについていけるのかは疑問ですし、それをユーザーに伝えるメディアも、旧態依然としているところはまだまだある。可能性はあるけど、業界側も大きく変わらないといけないタイミングに来ていますね。
Mr. Bono:モバイル的に見た時に、コネクテッドカーの定義とはどのようなものなんですか?
Ishikawa:「ネットで繋がっている」という表現をすると、かなり広義になってしまいますよね。
Norinbayashi:そうなんだよね。例えば、車が衝突した時に、保険会社から電話がかかってくるのもコネクテッドカーと呼ぶ人もいる。かといって、テスラがやっているようなものじゃないとコネクテッドカーとは呼べないという人もいる。範囲がかなり広い単語です。
Mr. Bono:一番先鋭的なコネクテッドカーはどういったイメージですか?
Norinbayashi:やっぱり、自動運転じゃないですかね。
Ishino:自動運転社会実現に向けた「セルラーV2X」のように、車両間の通信をしたり、車の信号を送受信するようなものじゃないですかね。こういったものが、本来クアルコムや通信キャリアが思い描いていたコネクテッドカーですが、長くいわれ続けている割にはいまだにほとんど実現していません。
Norinbayashi:最初に来る可能性があるとすれば、一般の人が乗るような車ではなくて、各社がやっている巡回バスのようなものや、拠点同士を走るトラックなどだと思う。運転手は毎回大変なので、リモートでやろうというのが、免許制度なども含めて整備され始めている状況なので、そのうち出てくると思います。
Ishino:いいですねぇ、それ。
Norinbayashi:でしょ?
Ishikawa:要は、人が歩く道と車が走る道を完全に別にしないといけない。これを実験的にやっているのが、トヨタの「ウーブンシティ」ですね。あと、先日KDDIや大成建設が発表したのが、西新宿で自動運転の車を走らせるために、トンネルの中はGPSが届かないから、壁に塗料を塗って、LiDARスキャナーを使って位置を特定するといった仕組みです。こうやって一つ一つ街づくりを変えていく必要があるので、まだまだ未来の話という感じですね。
Ishino:一応、クアルコムの技術はコックピットなどに採用される例がありますね。まだ実験といった段階でしょう。
Norinbayashi:難しい要素としてもう一つあるのは、車の中で扱われるコンピューターはたくさんあるけど、コンシューマーにとって、もっとも身近なカーナビは、車載タイプではなくスマートフォンを使う人が多い。理由は簡単で、地図が更新される。今は新車買っても5年くらいは純正ナビの地図を更新してくれるようになったけど、その程度じゃないですか。ソフトウエア全般だけど、やっぱり課題は大きい。まずはカーナビがスマートフォンと常時繋がる環境を、車の販売価格の中に含めて作っていかないと、コンシューマー的に浸透していかないでしょう。
Honda "E" side camera mirror system
Ishino:そうですね。なのでどちらかというと、さっき法林さんがおっしゃったような、巡回バスとかのほうが、一般コンシューマーが体感できる部分として、有力だなと思います。
KDDI "Mobi"
Norinbayashi:自動運転はしてないね。
Ishikawa:運転は人がしているけど、AIでルートを選定しているといった内容ですね。
Norinbayashi:「mobi」は、通信キャリアの知見が活きるサービスになりそうだなと思います。
Ishikawa:2021年に横浜でドコモと日産がやった、オンデマンド配車サービスの実証実験は、自動運転でした。運転席に人は乗っているけど、ハンドルは触らなくても動いているような状態。限られたエリアで使うのであれば、買い物難民と呼ばれるような人たちが、手軽に買い物とか病院に行けるようになるので、可能性はあると思います。
Norinbayashi:一般の利用者が車に乗って移動する時の、自転車で移動するくらいの近い距離を狙っているサービスになります。「mobi」はオンデマンドではなくて、巡回する形でミニバンを走らせるので、定額で乗ってくださいというアプローチ。完全なルートバスではないので、通る道の選定が必要だから、AIを使う。全体の3割から4割程度いるauユーザーが、どこを、どのように、何時ごろ動いているかといったデータをマッピングする時に活かせば、時間帯でどこに人が集まるのか、捌けるのかがわかって、利用者が乗り降りする場所を決めていっていける。2022年に豊島区でこれを使ったサービスを開始しますし、これまでサービスの提供をしてきた京丹後市、渋谷区でも、エリアのチューニングなどをしていくでしょう。
Ishino:人の流れを抑制するためだけに使うものではないデータという感じですかね。
Ishikawa:例えば、東京ドームでイベントが開催されているという情報がわかれば、終わるころにタクシーを多数配置すれば、みんなハッピーだよねという話ですね。ただ、ドコモのAIタクシーのサービスは終わってしまうので、必ずしもうまくいっていないのかもしれません。
Norinbayashi:今はコロナ禍の状況で、人の流れが平常時とは全く違うから、どこまでそれをやるのかという話はあるけど、コロナを除いて考えると、通信キャリアの位置情報とか、人流のデータはかなり可能性を秘めていると思います。
Mr. Bono:海外でも同じようなサービスはあるんですか?
Ishikawa:アメリカでいうと、「Uber」とかが車を使って配達をしていたり、ヨーロッパでは一昔前に「HAILO」があって、常に先をいっていますね。日本でこういったサービスをやろうとすると、どうしてもタクシー会社の反発があって、いつの間にかデリバリー配達員が広まりましたね。
Norinbayashi:それでいうと、最近はタクシーアプリが多くあるけど、これはユーザーがどこで乗りたいのかという情報集められるメリットがある。昔は運転手の経験や勘に頼っていたものを、データ化できるので、業者によっては迎車料金がかからないものもある。タクシー業界がどこまでそれを頼っているかというと微妙だけど、タクシー内での決済サービスも、非接触が当たり前になってきているし、アプリを使えば、起動した人の位置情報を掴めます。これも車業界のIT化の一つですね。
……Continue!
Next time, we will meet about DOCOMO Denki.Please stay tuned.
He wrote reviews of digital products, such as smartphones, mobile phones, and personal computers, and commentary articles for beginners, mainly on Wolin and Takayuki web media and magazines.He has many books such as a commentary.Opinion number in the mobile industry.
After joining the Nikkei Home Publishing Company (currently Nikkei BP), he became independent in 2003.He interviewed not only domestic carriers and manufacturers, but also Google and Apple.NHK E -Tele "Hobbies!
Junya Ishino (Junya Ishino) After graduating from Keio University, he joined Takarajimasha.After independence, he has been active in a wide range of media as a mobile journalist/writer.He has authored many books, including "Catayildren" (Softbank Shinsho) and "Easy to Understand in 1 hour" (Mainichi Shimbun).
After working on a mobile phone magazine at Asako Beno Publisher, he became an independent freelance writer since 2002.She is one of the few female writers in the mobile industry, and she writes in magazines and web media, focusing on introducing mobile devices from a female perspective.
Configuration / Mikihiro Nakama / Fumihiko Sato