NTTドコモは8月19日から、旧富士通コネクテッドテクノロジーズ(現FCNT)製スマートフォン「arrows Be3 F-02L」「arrows Be4 F-41A」のOSバージョンアップサービスを開始した。バージョンアップ後のOSは「Android 11」となる。F-02Lについては、2度目のOSバージョンアップとなる。
arrows Be3 F-02L(画像はAndroid 9の場合)arrows Be4 F-41A(White)Android 11では、チャットやSNSアプリなどに関する通知が通知領域の上部に固定されるため、他の通知と見分けが付きやすくなる。また、チャットアプリやSNSアプリでは新たな通知機能「バブル」を使えるようになるため、他のアプリを利用中でもメッセージの受信に気が付きやすくなる(アプリ側でも対応が必要)。
チャットやSNSなどに関する通知が強化されるまた、プライバシー情報やカメラ/マイク/ストレージへのアクセスに関するユーザー許諾に「今回のみ」の選択肢が追加される。一定期間使用していないアプリについて、アクセス権限を自動削除する機能も用意された。画面を録画しやすくなる「スクリーンレコード機能」も新設される。
今回のバージョンアップでは、スマホを振ることでアプリを即時起動できるドコモ独自機能「スグアプ」も盛り込まれている。端末固有の変更点としては、電源メニューのUI変更も挙げられる。
電源メニューのUIを変更バージョンアップに合わせて、F-02Lでは一部のWeb会議用アプリにおいて会議を始めようとするとアプリが強制終了してしまうことがある不具合と、音声通話の着信ができず着信履歴も残らない場合がある不具合を解消する。
アップデートは「設定」→「システム」→「詳細設定」→「ソフトウェアアップデート」と操作すると行える。更新の所要時間は標準で約36分〜42分だが、端末の状況によってはさらに時間を要することもある。