Vivobook 13 Slate OLED最大の特徴とも言えるOLEDディスプレイとクアッドスピーカーは、コンテンツを楽しむには非常に魅力的。画素密度は166ppiと、最近のPCと比べて決して高い画素密度ではないものの、OLEDディスプレイの鮮やかさはそれを補って余りある美しさだ。
Netflixなどの動画配信サービスで映画をフルスクリーンで視聴していても、解像度に物足りなさを感じることはなく、映像に集中できた。
クアッドスピーカーの音質も非常に高い。スマートフォンやタブレットで映像を見るときはどうしても音質に物足りなさを感じてしまうが、Vivobook 13 Slate OLEDのスピーカーはそんな不満を一切感じさせない。映画「TENET」冒頭のシーンも、観客のざわめきや足音、登場人物の声にそれぞれ奥行きが感じられ、2in1とは思えないほどの臨場感だった。
13.3型の大画面は動画だけでなく電子書籍を楽しむのにも便利。コミックは見開きで単行本のような感覚で楽しめるし、雑誌などといった字が小さい書籍も縦持ちで1ページを1画面に表示すれば読みやすい。動画や音楽、電子書籍といったエンタメコンテンツを楽しむのにとても向いている端末だ。
本体左右に2つずつ、合計4つのスピーカーを搭載コミックは見開きでも楽しめる(たきりょうこ著「本日のエンジニアさん 家電のスタートアップ企業・カデーニャカンパニー」表紙)